こんにちは、ガジェットブログ『KEEP MOVING』をお読みいただきありがとうございます。運営者のtanaka(tanakaのX)です。
今回はAnker Soundcore Liberty 4 Proを購入し、実際に使っていく中で2万円をギリギリ切る価格のイヤホンの実力を試しながらレビューしていきます。
Anker Soundcore Liberty 4 Proは価格と音質・ノイキャンのパフォーマンスのバランスに優れたイヤホンになっていて満足感は高めです。
また、所持しているAirPods Pro 2と比較してどこが優れている部分なのかを明らかにします。
この記事では、Anker Soundcore Liberty 4 Proのデザイン・音質・ノイキャンのレビューをしています。実際に使ってどうかメリット・デメリットも書いたので参考にしてください。
良かった点 | 気になる点 |
2万円以下の価格設定 | イヤホン自体が大きい |
特殊なカラーがある | ケース 開き方がスライド式 |
イヤーピースの種類が豊富 | マルチポイントが2つまで |
操作フィードバックが明確 | デフォルトの音はイマイチ |
好みの音質に近づけやすい | |
公式アプリの完度が高い |
Soundcore Liberty 4 Proの特徴
Anker Soundcore Liberty 4 Proはカナル型の密閉タイプイヤホンになっています。
最大の特徴は、Anker独自の「A.C.A.A 4.0」同軸音響構造による高音質です。2つのドライバーを同軸上に配置し、低音から高音まで歪みの少ないクリアなサウンドを実現しています。
ノイズキャンセリングの性能は7つのセンサーを搭載しており、環境音やノイズを1分間に180回検知し、シーンに合わせて自動で除去します。
IP55の防塵・防水規格に準拠しており、イヤホン本体は大雨の中でも安心して使用できます。
操作方法は、イヤホン本体には感圧センサーとスワイプ操作を搭載しています。さらに、ケースにもタッチバーと画面が搭載されており、アプリなしでも各種設定変更が可能です。
マルチポイント接続機能(2台同時接続)にも対応しています。
Soundcore Liberty 4 Pro レビュー
箱はAnkerのバッテリー類の箱と違って、コーポレートカラーの青色と白色のシンプルな構成のデザインではなく、製品の写真が目立つように配置されていて、あくまでAnkerの中にあるSoundcoreというブランドということを感じ、完全に別物になっていると感じました。

箱を開けるとSoundcoreアプリの紹介が書いてあって、基本的にアプリを介して様々な設定をおこないます。

付属品の中でも目を引くのは、イヤーピースが6種類もついていて、好みのサイズがほぼほぼ間違いなくあります。

イヤホンケースにはスクリーンがついていて、Bluetoothの新規登録やノイズキャンセリングの強さの設定など簡単な設定を行えます。スクリーンの部分は指紋がかなり目立つので、気にしていないとすぐに指紋まみれになります。

購入の決め手になったボディカラーのディープグリーンは写真通りの色で、イヤホン自体に高級感を与えてくれるようなカラーリングになっていてお気に入りのポイントのひとつになっています。

公式アプリの完成度はかなり高く、HearIDを設定することによって最適な音質に調整できます。そもそもデフォルトの音質だと低音が強くボーカルが遠い感じがしていたので微妙な感じな印象でしたが、HearIDをすることによってかなり好みの音に近づくので設定は必須です。

Anker Soundcore Liberty 4 Pro vs AirPods Pro 2
販売価格帯とターゲットが違うので一様に比べることはできないですが、普段使っているAirPods Pro 2と比べていきます。
大前提として価格差がちょうど2万円あるので、その部分には留意しながら比較していきます。AirPods Pro 2が¥39,800で、Soundcore Liberty 4 Proが¥19,990になっています。
比較項目 | Soundcore Liberty 4 Pro | AirPods Pro 2 |
価格 | ◎ | X |
ノイズキャンセリング | ◯ | ◎ |
音質 | ◯ | ◎ |
イヤホン自体の比較
ケースの大きさはAirPods Pro 2の方が小さくて開き方がヒンジで蓋が上に開く方式と、Soundcore Liberty 4 Proはスライド式で思っていたよりも開きやすいので、ここは好みの差になっています。

イヤホン自体の取りやすさは、どちらもイヤホン本体が滑りやすいので取り出しづらいです。

ほぼほぼ大きさが変わらないがAnker Soundcore Liberty 4 Proは棒の部分がはっきり存在していて、装着していてもわかるくらいの存在感があります。

どちらも操作方法はつまむ・スライドが使え、ノイズキャンセリングや音量の変更が可能、また任意の操作をあてることもどちらも可能になっています。

ノイズキャンセリング・外部音取り込み比較
実際にコメダ珈琲のモーニングの時間帯で、かなりお客さんが多い時間帯に10分ごとに交換しながらノイズキャンセリングの能力の違いを試しました。
結論から言うと、AirPods Pro 2の方が全体的にノイズを低減してくれるのはもちろん、外部音取り込みは自然に聞こえます。
ただ、Anker Soundcore Liberty 4 Proのノイズキャンセリングが比べたときにかなり劣っているかと言うと、そういうわけではなく比較したときに人の声が消えきっていない印象があるだけで、必要十分な能力が価格2万円弱で備わっているのは驚異的なことに感じます。外部音取り込みは取り込んでいる音を再生しているとわかるくらいで、不自然ではないが自然ではないくらいの感じです。
比較してわかったのは、Anker Soundcore Liberty 4 Proが2万円弱でノイズキャンセリング性能が高く、一昔前ではついているのが珍しかったのが、この価格でここまで能力が高いものがついているとは、いやはや驚きです。
音質比較
正直AirPods Pro 2は全体的に音源そのまま音を再生している感じで、Anker Soundcore Liberty 4 Proは低音が強めでボーカル声が少し遠いような感じがします。
正直僕の音質の好みはAirPods Pro 2の方なのですが、Anker Soundcore Liberty 4 Proはアプリで音質を変更することが前提にあるような気もします。それほどアプリで音質が自分好みに豹変します。
sound coreアプリでHear Idの設定でかなり化けます。設定前と後とでは全く別のイヤホンに変わります。Anker Soundcore Liberty 4 Proを使っていて、アプリを使わないのはもったいないです。
Anker Soundcore Liberty 4 Proまとめ
Anker Soundcore Liberty 4 Proをレビューしてきましえたが、最後にどんな人におすすめかまとめます。
- 初めてのワイヤレスイヤホンデビュー
- 運動するときに使いたい
- ノイズキャンセリング・外部音取り込みを体験したい
とてもコストパフォーマンの高いイヤホンになっているAnker Soundcore Liberty 4 Proは、万人受けする仕上がりになっていて、人気がある理由がわかりました。
ワイヤレスイヤホンに迷っている方は、ぜひ候補に入れてみてください。
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